畳のお手入れ方法
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当店のお手入れサービス
乾燥殺菌
- 熱風の乾燥機で高温殺菌処理
- 薬剤を使わないので、からだに優しい
- 表替え・裏返しと同時にするとお得価格になります
防虫防湿シート
- 畳とユカの間に敷きます。
- 効果は約1年。
- 押入れの下紙としてもご利用ください。
こんなに恐い、白アリの被害!!
床下に通気孔を設けた昔の家づくりでは畳へのダニやカビ、結露、湿気に困ることはあまりありませんでした。しかし、最近の高気密住宅では日本の風土に合わせた調湿作用を有効に働かせるためには、正しい知識と 少しの手間が必要になってきます。
これらの畳は当社に持ち込まれたもので、使用期間は1年半程度。敷き込み後すぐに畳の上にカーペットを敷き詰めてお住まいになっておられたそうです。そのため通気が極端に悪くなり、さらにカーペットを敷かれていたために白アリの被害 に気付くのが遅れてしまったのだと思われます。
当社では、畳の乾燥・殺菌を行っております。防虫・防湿シートも取り扱っておりますので、表替、新畳(畳替え)をされるときにはぜひご注文下さい。晴れた日に、畳を天日干しするのも効果的です。
ご家庭でのお手入れ
1.畳がお部屋に入ったら
畳表(ゴザの部分)の表面には、色焼けをおこさないように白い粉が付いています。付着している粉により、色ムラに見えることがあります。1~2度固く絞った雑巾で拭かれることをお勧めします。
2.畳の日常のお手入れ
- ぞうきん・・・固く絞った雑巾で、畳の目に沿ってやさしく拭きます。熱いお湯を使うと、水分が早く蒸発するので、お勧めです。日々お手入れは、から拭きで十分です。
- 掃除機で・・・畳の目に沿って、軽く触れる感じでゆっくりと。
- 換気・・・天気のよい日は、窓を開けてください。湿気は畳の大敵です。湿気が気になる場合は、乾燥殺菌をお勧めします。
- 色焼け防止・・・日中は、障子や薄いカーテンなどで日差しを防ぎ、畳の色焼けを防止しましょう。
- 乾燥のしすぎ・・・ホットカーペットなどは、畳が早く傷む原因となります。霧吹きで軽く水分補給をしてください。(濡れすぎは禁物)
- 畳縁(たたみへり) 錦糸(綿)・・・埃を払う程度に軽く拭く。
- 畳縁(たたみへり) 化学へり・・・薄めた住宅用洗剤を歯ブラシや布の端に付け、軽く叩いてから湯拭きをして、乾いた布で水気を拭き取る。畳に水分が広がらないようにする。
畳の知識
新畳(畳替え)
畳床も含めて畳全体を新品に替えること 弾力性がなくなったり、凸凹が激しくなったり、すきまが出来てきたら替え時です。
畳表替え
畳床をそのまま使い、畳表(ゴザの部分)を新しいものと替えること。3~5年目頃が適当と考えます。
裏返し
畳表の使っていない裏面を表にむけること。1~2年目頃が目安ですが状態により色焼けや汚れの浸透などで出来ない場合もあります。
乾燥殺菌
高熱処理により、乾燥殺菌を行います。畳が含んだ湿気を取り除きダニなどに効果的 殺虫剤を使わないので体にも安心です。
畳についてお気付きの点がございましたら、お気軽にお尋ね下さい。
畳のSOS
いずれも早急の処置が大切です。
タバコの灰
掃除機で吸い取った後、灰が残っている畳の部分をセロハンテープやクラフトテープで取り除きます。粘着力が強いテープは、畳に負担がかかるので、注意してください。
タバコの焼け焦げ
サンドペーパー(紙やすり)で焦げた畳の部分を丁寧に擦り取ります。
チューインガム
氷をビニル袋に入れ、畳に二ついたチューインガムの上に当てます。ガムが冷えて固くなったら、乾いた布やヘラなどで少しずつ丁寧にこそげ取ります。氷の水滴が畳に染みないように注意してください。
へこみ
固く絞った雑巾の上からアイロンをかけます。その後、乾いた布で水分を拭いてくだ
さい。重い家具など置く場合、畳との間にベニヤ板等での保護をお勧めします。
クレヨン
クリームクレンザーを少量、乾いた布に付け畳についたクレヨンを丁寧に拭き取ります。
醤油・ソース
粉末クレンザーや小麦粉、ベビーパウダーなどを汚れ畳の部分に振りかけて液体を吸収させる。ほうきや掃除機で粉を取り除きます。予防策として、パールトーン加工をお勧めします。
灯油・尿
粉末クレンザーや小麦粉、ベビーパウダーなどを汚れた畳の部分に振りかけて液体を吸収させる。ほうきや掃除機で粉を取り除き、その後、固く絞った雑巾で何度も拭く。予防策として、パールトーン加工をお勧めします。
畳のカビ対策
カビの対策
1.留守にする場合
除湿機そつけることをお勧めします。
2.雨の日
窓を開けて風を通せないので、クーラーをドライにして除湿するか、 室内の空気のよどみを無くす為に、扇風機で風を送る。
3.晴れの日
なるべく窓を開け、風を通すよう心掛けてください。
Point!
風が通り抜けるよう、窓は2ヶ所開けてください。
特に雨上がりなどは、外気の湿度が高いので、午前10時以降に窓を開け、午後4時ごろには窓を閉めるのがいいでしょう。予防策として、畳の湿気が気になる場合は、乾燥殺菌をお勧めします。
カビが出たら
お酢を霧吹きで畳の表面にまんべんなく散布する。乾いたら(晴れた日なら15分程度)掃除機のブラシでゆっくりと吸い取ります。その後、乾いた布で拭き取ってください。